CSVファイルについて


準備するもの 
 
ファイル作成のタイミング(繰越前、繰越後、期間中等)はいつでも構いません。                   
必要なファイルは、基本は3種類、場合によって5種類になります。

≪基本ファイル≫
科目一覧現在JDLで使用している科目を使用できるようにするためのファイル
合計残高試算表科目コードを正しい分類(資産、負債など)に振り分けるためのファイル
残高一覧移行時点での残高 (この二つは、同じような内容ですが別物です。両方作成しないと正しく移行が行われず、科目や残高が反映されません)

≪追加ファイル≫
仕訳一覧JDLで繰り越した後、すでに仕訳を入力している場合、それをA-saasに移すためのファイル(会計期間中の移行の場合に必要)
補助一覧補助番号で管理している科目がある顧問先の場合、必要なファイル

 ※補助番号はまだ登録不可。次回のバ−ジョンアップで使用可能になる予定
        
 作成手順 
        
 まずはJDLのPCで、入力の時と同じ「会計データ入力」(102)を選択します。                  
 移行したい顧問先を選択します。繰越前か繰越後か、会計期間に注意してください。

≪基本ファイル≫
科目一覧全部キャンセルした状態の画面で「選択」→「科目登録」→「会計データ変換」→「エクスポート」の順にクリック 保存場所の選択画面が出てくるので、任意の場所に保存(下記参照)
合計残高試算表「仕訳計」→「全科目仕訳計」(初期選択)→「会計データ変換」→「エクスポート」  
残高一覧全部キャンセルした状態の画面で「選択」→「残データ入力」→任意の月を選択可→「会計データ変換」→「エクスポート」
  
≪追加ファイル≫
仕訳一覧全部キャンセルした状態の画面で「表示」→「最終項」→「選択」→「会計データ変換」移行したい仕訳の選択範囲を聞かれるので確認して「改行」
補助一覧全部キャンセルした状態の画面で「選択」→「補助登録」→「会計データ変換」→「エクスポート」

        
 保存場所について(重要) 

 基本的にはどこに作成してもOKです。USB等で移動するなら、デスクトップか、USBに直接入れてしまうと楽です。                  
 ただし社内のPCがネットワークでつながっているなら、USB等の記憶媒体で移動させる必要がありません。
 ある端末から、他の端末の中のファイルを、閲覧したり、編集したりすることができます。

 そのためには、「見られる側」のファイルを、社内ネットワーク上にあるPCで「共有」できる状態にします。
 すでに「共有」状態になっているフォルダがある場合は、そのフォルダの中に保存してしまえばいいです。

 Windows XPの場合、「マイコンピュータ」→「共有フォルダ」の中に入れます。
 Windows vista、Windows 7の場合、「コンピュータ」→「システム(C:)」→「ユーザー」→「パブリック」の中に入れます。
                 
  共有の設定方法については、リンク先をご覧ください。
      ⇒マイクロソフト サポートオンライン(XP)
      ⇒マイクロソフト サポートオンライン(vista)                  
      ⇒マイクロソフト サポートオンライン(7)

 で、CSVファイルって? 
 
 すべての会計事務所で、日常的にCSVを使うわけではないと思います。(私のところでは使っていません)
 当たり前のように「CSV化してください」と言われて、「何それ?」という状態になった人も少なくないと思います…。

 例えば、ワードで作った文書(データ)を、ワードソフトが入ってないPC(JDLの・笑)で開こうとすると、開けません。
 あんな風に、基本的に『このデータファイルは、このソフトで』という決まりがあります。
 もっと極端に言えば、音楽データを文書編集ソフトで開く事は出来ない、みたいな感じです。

 その点、CSVファイルというのは、いろいろなソフトで開く事が出来るデータファイルです。
 つまり、JDL専用の形式のファイルを、汎用性の高い形式に変換してから、A−SaaSに移す、という作業です。

 不用意に触るとデータが壊れたり、エラーになることも…Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
 ここを読む必要があったような人は、くれぐれも編集しないようにしましょう・・・(((( ;゚Д゚)))・・・シマッタ

 詳しい説明はリンク先をご参照下さい。
      ⇒ ウィキぺディア   
      ⇒ IT用語辞典